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2009年5月

2009年5月24日 (日)

頂きもの「土牛」寸8

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7年程前になるでしょうか?機械とともに頂いてきた建具屋さんが使われていた鉋「土牛」寸8です。

ご主人が亡くなられてから工房を人に貸していたこともあるとのことでその方が使ったせいか状態は良くありませんでした。画像は私がコツコツ研いでるうちに錆びが落ちてきておりますが「土牛」銘が見えない程薄い赤錆びにまみれ幾つもの刃欠けがハッキリ確認できる状態でした。

恥ずかしい話ですが鉋の知識の無い少し前までは頂きものなので処分することもできず困っていました(^^ゞ素人は恐ろしいとはこのことです。

「土牛」とは有名な鉋で結構人気もあるようでヤフオクで結構出回っていますが必ず入札入っていますね。他に状態の良い寸6を所有していますが良く切れると思います。

台は酷い頭割れしていて刃口も広いので播州三木の台打ち師 仁村氏に新たに打って頂きました。

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他にも鉋はあるのでせっかくですから硬木用に9分勾配台にして頂きました。

玄能による頭のマクレも古鉋らしい渋くて好きですがグラインダーで落として仕込み始めました。暇を見てコツコツ研いで28度程になりましたが24度から起こす為に裏出し3回程やったでしょうか?良い練習にはなりました。

荒研ぎ状態でしたので研ぎは硬木用ということもあり念入りに研ぎました。今回は久々に天然砥石で仕上げ研ぎ。

ドキドキハラハラ 初削りはミズナラが相手・・・・

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マイクロスコープで結構良い刃がついたと思ったけど何だか引きが重い。鉋屑が厚いからとかではなく別の9分勾配の鉋と比べてです(その鉋は大切れ25度ですが)

裏の仕上げがいまいちなのかな???まあイイか~~~初削りなので良しとして、少しずつ良い状態にしていくことにしよう(@^^)/~~~

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激務

今年度事業は始まったばかりですが思わぬトラブルや不調に見舞われ悪戦苦闘の今日この頃です。

あくまで自分の不徳の致すところなので仕方がないが順調に進まない仕事は部下たちも巻き込んで激務気味となって自他共に疲労困憊を招く結果となっています。

そんな疲労も一因か?昨日は2m強程の高さで橋渡し状態の丸太上で枝払い中、雨で濡れた檜皮で足を滑らせ背中から落下した。幸い中々笹の濃い山なので笹がクッションのような効果をもたらしてくれた恩恵で落下によるダメージは殆どなかったがクション効果を受けた反動で続いて顔から切り株へ突っ込む結果になりました。

これも額を少々すり剥いた程度ですが数日前にも移動中の急傾斜地で転倒した際にチェーンソーの刃を顎に当ててしまっているので不細工面に迫力を追加する状況です(;一_一)疲労もまさにこれは略ピークで満身創痍・・・・・・・

今日はせっかくの休みですがもう昼前、妻は不在でボーっとサンジャポ見てます・・・・健康面を考えるとスポーツで汗を流すべきだが今は工房へ行くのが好き。もう少し色々なことに打ち込める時間と体力が欲しいところです。

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2009年5月18日 (月)

ショック・・・・・

木曽地方は一日中大雨でした

今日はご近所様たちとお花見でした。お花見とはいっても花は無い屋内(民宿)で宴会です。毎度のことながら飲みすぎました。

酒の残る体でフラフラしていましたが21時頃から工房で飽きずに鉋いじりです(;一_一)今日は試用させて頂いているガラス砥石と一緒に貸して頂いたグリンテック(研ぎ器)を試しました。

最近になって少しは研ぎに馴れてきましたが一つ問題を感じていることがあります。

ヤフオクで入手した鉋や見仕込みの新品鉋の多くは刃角25度前後の大切れ状態のものがあります。(はじめから理想といわれる28度程に研がれている鉋は少ないです)

大切れでも切れることは実感していますが一般的に切れ止みが早くなると言われるのを聞くと気になります。

研ぐ際に刃先に入力して少しずつ起こしていこうとすると丸刃ぎみになってしまうのが嫌で結局鎬面をガイドに角度を維持する研ぎしかできないので現状のままでは鈍角方向にもっていくことはできないでしょう。

一気に直そうとすれば確実に裏切れもしますので相当面倒な上、新品の鉋刃をいきなり研ぎ下ろすのももったいない気がします。

そこでジグを利用して刃先だけ28度程の2段研ぎ状態でどれくらい切れるかを試したかったのです。

これである程度切れるのであれば薄削り練習は別としても実用する鉋はこれで少しずつ鎬を広くしていって手研ぎ出来る状態に育てていけばいいし刃先だけ研ぐなら砥石の消耗も時間の浪費も少ないと思われます。

そんな思惑でオークションで入手した古鉋”刀屋鍛練道場「向龍」寸8、白紙鋼”を使えるようすることにしました。この「向龍」刃角24度で細かい刃こぼれをいくつも肉眼確認できるのでテストにはもってこいです。

ちなみにこの「向龍」は以前も田中正一郎「万太郎」寸6スェーデン鋼長台ででもお世話になった出品者。その方曰く「(昭和45年)購入当時その刃物屋では千代鶴 延国の次に高価な鉋でした」とのことですが良い鉋を7000円即決という良心的価格でした。余談ですが黒飴色に経年変化した赤樫油台に魅かれてポチしてしまいました。

グリンテックにセットしてガラス砥石で研ぎます。刃先1mm程を28度にするだけなので各砥石数分づつ研ぐだけで研ぎ上がります。マイクロスコープで確認すると手研ぎの時よりはすこし仕上がりが荒いとは思いましたが短い研ぎ時間を考慮するととても良い状態と見受けました。これも実用する上では参考になると思ったので台直しをして削ると・・・・・

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なんだか今までの努力が馬鹿馬鹿しくなる程、まあまあ良い削り華がでます。私が木工で実用するならこれで十分(;一_一)砥石修正、研ぎ、台仕込みをもっと念入りにやれば更なる薄削りも可能のような気もします・・・・・ショック×3(T_T)

問題があるとしたらこんな便利なもの使っていたら手研ぎは確実に上手くならないことと鎬面が広くなるまではジグ利用でないと研げない為刃先の整形や微調整研ぎがやりづらいといった事でしょう。

グリンテックについては私の持っているベリタスMKⅡと比較すると現状の刃先と並行に研ぎ下ろしていけるのは良いです。刃先と狭いローラーで3点支持みたいなるからですね。ベリタスはローラーが広いのでローラーと並行に研ごうとされるためどうしても片研ぎになります。但しグリンテックの場合は片研ぎ状態の刃はそのまま研がれていくような気もします。

洋カンナ刃など刃側面が並行な刃や使い方次第ではベリタスも良いところがあるとは思いますが両側が並行ではない日本の鉋刃であればグリンテックのほうが圧倒的に使い勝手が良いと思います。ただし根拠はありません印象です(^^ゞ

最後に一言・・・・・

ガラス砥石とグリンテックで研ぎの練習必要無し!!(かも・・・・・私は今後もあくまで手研ぎ派ですが大切れ刃の初期研ぎ直しfのために導入を検討します。尚、鉋の切れには台仕込みも重要と思われますが今回は別の話ということで)

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2009年5月14日 (木)

シャプトンガラス砥石

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田中さんからのご厚意で大事な砥石を試用させてくれることとなりました。各所で高性能であるとのレポートを見ますので未購入ながらもその性能を試せるのはとても有難いです。田中さん誠にありがとうございます。

とりあえず今日は敢えて素早く軽い研ぎで評判の性能を試すことにしました。

まずは小鉋「橘敏明」青紙42mmを各砥石5分も研がないくらいでしたが・・・・・

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刃高調整2回目の削りでコレもんです(@_@;)超ショック!!!!!

今回お借りしたのは#1000、#3000、#8000の3個です。

各砥石とも同シリーズの修正器で軽く平面修正しておきました。この修正器も性能が高いようで簡単に修正できる感じです。表面の溝が良いのかな?まったく苦労いらず驚き。

#1000で研ぎ感は黒幕#2000が更に食いつくような感触。すぐに小さな刃返りが立つのを確認できました。マイクロスコープ確認では刃返りがあるのでなんとも言えないが良く下ろしているはずだが黒幕グリーン#2000で研ぎ終えた時並みの仕上がりに見えました、マジで??????

#3000 黒幕グリーンしか比較できるものがありませんが確かに#3000と細目になっている感触はありますが食いつき良く結構研ぎ下ろされていると思いました。

マイクロスコープで確認するとこれまたビックリもう刃返り処理うまくやれば結構切れそう!#1000から始めるとここまで仕上げるのは結構苦労するんですけどね。

続いて#8000で研ぎはじめるとすぐに鎬も鋼もピカピカしはじめました(@_@;)砥石の隅で裏研ぎしてもすぐにピカピカします。マイクロスコープで見るとビックリ仰天!今まで成し得たことない乱れのない一直線に研ぎ上がった美しい刃先でした。

う~~~んマイッタな・・・・・今まで苦労してやってきたのにこの砥石にしただけでいとも簡単に上の領域の研ぎが可能になってしまったようです。

砥石部が薄いのが購入に踏み切れなかった要素でしたがこれだけ高性能だと考えさせられました。「暫く使ってくれていい」と快いお言葉でしたので寸8などの研ぎや摩耗具合も見させて頂こうと思いますm(__)m

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2009年5月10日 (日)

北山#8000 仕上げ研ぎ(刃返り処理)

今回の研ぎの話は北山#8000が最終工程です。更に天然砥石を使えば更に良くなると思いますが今後も北山で可能なパフォーマンスを最大限引き出せるよう研究してみるつもりです。

前記事では書ききれませんでしたがここまで放置プレイしてきた刃返り処理は重要と思われるので書き残しておこうと思います。

他の方の研ぎに関する記事を読むと「刃返りは仕上げ研ぎの段階で表7:裏3の割合で交互に研ぎあげていく」という説明が多いです。「表の研ぎで刃返りを落とす」「裏研ぎで無理に落さない」とも聞きます。

先日は表研ぎで刃返りがなくなるまで研ぎこむつもりでやっていました。大した時間ではありませんでしたが若干小さくなったような気がしたところで我慢できず裏押し用「大突」で押してしまいました(^^ゞ

裏押し用「大突」上では軽く乗せて浮かせ気味位のイメージでもむようやりましたが刃返りがまだま大きかったのか「ジョリっ」という感触が伝わってきました。砥石上に細かい刃返りが落ちているのも確認できました。

この状態も一応知っておきたかったのでマイクロスコープで確認すると微小ですがチラホラ「欠け」の状態を確認できました。刃返りを落とす前の確認では見られなかったので刃返りを研ぎ落すことによって起こったものです。以前から黒幕#2000で研ぎ終えた時には見受けないのに仕上げ研ぎすると欠けが出ることに悩んだものですがコレが理由だったのですね。

この手の欠けは小さいですが仕上げ砥石では中々消えないのでこの時は黒幕#2000でもう一度軽く研ぐことにしました。

黒幕#2000でまた小さな刃返りが出たようですが今度は北山で暫く丁寧に研いだ後に綺麗に洗い流しておいた裏押し専用「大突」で研いで確認すると今度は「欠け」はなく良い感じでした。刃先は完全な一直線とはいかず微小なギザギザが残るので「ここからが本当の最終仕上げ研ぎか!」とはじめて思いました。

更に北山で研いで、刃先に微小なギザギザはありますが数日前まで何の意図もなく天然砥石も使っていたときより良い状態であることを確信できたので試し削りしたら↓でした。

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その後他の鉋数枚を研いでおります。全体は略同様ですがこの刃返り処理をやり方を変えながら観察中です。

やっぱり#1000から研いで大きくなった刃返りのある状態は要注意です。裏押し砥石で研ぐ際は小さな刃返り状態でないと結局黒幕#2000に戻る必要があると感じています。

この刃返り処理を上手く終えてあとはリラックスして砥クソに乗せてフィニシュ研ぎすると人造砥石の北山#8000まででも結構切れる刃になるようです。その後に研いだ他の鉋もとても良く切れるようになりました。

今後の課題も沢山ありますが現在の研ぎはこんな感じです。要点は研ぐ際の手運び等自分のテクニックというよりむしろ砥石の状態管理の方です。手運びについても砥石減りを抑える技術があれば鉋刃は自然に良い状態で砥石に当たると思います。

私自身の問題点はKING#1000で研ぎすぎのような気がします。ここで鎬の平面を崩し気味にしてるのが全ての元凶と感じています。

素早く小さな刃返りが立つようにして、的確にそれを判断して次に移っていければ後の工程も効率的で尚、砥石の管理にも気をつかわずにやれるような気がします。(現在は一枚の刃を研ぐ時間より砥石修正のほうが時間を要します)

書くと長い話になりましたがやってみるとポイントは少ないと思います。簡単に言うと砥石と刃先の刃幅一杯及び鎬がつねに密着して研げるようにすること適切な刃返り処理が大きなポイントかな?

現在の私の「我流」研ぎでした。わけのわからない説明にお付き合い下さった方はおられるでしょうか?お疲れ様でしたm(__)m

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北山#8000 仕上げ研ぎ(狙い編)

黒幕グリーンの次は人造仕上げ砥石の「北山#8000」で仕上げ研ぎに入ります。

ここまで全ての砥石は使用前に平面出しを行っております。

「北山」での研ぎは一般的には天然砥石に乗せる前の中仕上げ。今回は意図あって最終仕上げでしたので砥石面の細かい凸凹の影響を受けた刃先の仕上がりになる気がするので多少念入りに面馴らしもしておきます。

平面出しの後は他に平面出ししておいたKING#1000→黒幕グリーン→伊予砥石のコッパ→白名倉とこすり合わせて面を滑らかにしておきました。

北山はけっして硬くはないので研ぐことでで面も馴らされてきますし通常ならこの後には天然砥石を使うので少々大袈裟かもしれません。

今回は天然砥石を使わずとも「良い削り」ができる状態を目指すという意図でした。

この砥石の工程で刃先の微細な「こぼれ」が無くなっていてなければ後に天然砥石で研いでもそれは消えないように思います。「刃こぼれ」が皆無で刃先が直線であればあとは砥石の個性での仕上がりにと思うので北山でその状態を実現できたときのどれ程の削りができるかを知っておきたかったのです。

更には堅い天然砥石の面馴らしは中々大変な作業となります。水気があると解らない程の小さな筋を消すのも大変です。極力砥石を減らさない、傷つけない、面直しはせず研ぎながら平面管理するつもり(できませんが・・・・)でサラッと使うだけにしたいので管理が楽な「北山」で略仕上げにしておきたいのです。

ここまでは裏の刃返りは一切触れずにやってきました。北山でもまずはこのままの状態で研ぎはじめます。無理に研ぎ落とすと小さいとはいえ刃こぼれ状になる気がします。

一応ここまでくると北山のソフトな当たりもあるのか砥石に軽く乗せるだけで鎬と略刃先一杯が砥石に当たるようになっていますが完全ではないので斜め研ぎから初めて真横に構えた研ぎでも刃先一杯が自然に当たる状態に持っていきます。

結局は刃か砥石が減ることによってお互いが密着するようにしているので完璧な平面と直線ができているわけではありませんが精密な定規と目で見てみないとわからないレベルと思います。

砥石は常に減り続けるので例え完璧な平面を作り上げても研げばすぐに崩れるので研ぎ方で砥石平面を維持して尚、平面の鎬と直線の刃先を作り上げるしかないような気がします。私にはそこまでは無理なので完璧は無理と認識した上で問題ないレベルで砥石と刃を作ることを目指しています。

研ぎ方としては力は一切入れずにトクソで浮かせて滑らすだけです。但しつねに刃先が砥石に当たるようにです。刃先刃幅一杯砥石に当たる状態であればストローク幅は2cmほどで小刻みにやっています。砥石の奥から手前に向かって少しずつ後退させるように研いでくると刃先跡が縞模様となって残っていくので刃先当たりを確認しやすいです。

「ストロークの過程でストップ状態から発進の状態が一番研げる時」というのをどこかで見ました。小刻みに研ぐこのやり方が一番ストップ&GOを沢山繰り返すことができるので有効と思いこんでいます。

更に短い距離で研ぐので砥石の長手方向の減りは殆ど影響ないように思います。研ぎ終えた後にストレートエッジで確認すると軽く全面くまなく平均に使ったつもりでも中窪み状態になっております。

問題なのは横方向の減りですね。研ぐことによって砥石と当たりがついているなら問題ないのですが例えば刃が直線で砥石が中凹や山になっていれば当然刃先が全体が当たっていることにはならないので研いでいないことになります。

私の場合は中凹になっていく傾向がありますのでそれを感じたら斜め研ぎなどでストローク方向に対する当たり幅を狭くして砥石両サイドの高くなっているところを研ぎ減らすことによって平面に近づけるよう心掛けながらやります。

砥クソを流したくないのでいちいち定規等で確認は行いません。あくまで手の感触と砥クソ跡での判断になるのでエラソーには言ってますがほとんどカンです(^^ゞ妄想でやってるとも言えます。(恐らく達人たちは同様な工程を確信をもって的確にやっているのでしょう)

この考え方が正しいかどうか解りませんが単純に砥石を平面にして研ぐだけでは上手く研ぎあがらないと思っています。とにかく砥石は直ぐに減るので砥石の凹凸を認識するよにして修正、時には凹凸を利用して研ぐようにしたら好調になってきました。

まだありますが一旦区切ります(^^ゞ

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2009年5月 9日 (土)

中研ぎ 黒幕グリーン#2000

伊予砥石での研ぎを終えたらシャプトン黒幕グリーン#2000です。

黒幕グリーンは平面出しのみならず面馴らしもしておきました。ダイヤ砥石で平面出しの後、平面出ししたKING砥石でも軽くこすり合わせます(私の思いつきでやっています)更に伊予砥石のコッパ→白名倉の順で軽く面を撫でておきました。もしかしたら不要なこともしているかもしれません(^^ゞ

まずは前行程済みの鉋刃はここでも最初は軽いストロークで砥石上を滑らせるようにして鎬の平面度を確かめます。ここではかなり良い線行ってると思っていますがイキナリ刃先一杯砥石当たりはしません(T_T)

斜め研ぎすることによって刃先一杯が砥石に当たるような気がします。その状態を利用して初めは砥石上全面を撫でるように軽く名倉がけでもするように撫でるうちに真っ黒なトクソが出てきます。トクソが十分出てきたらトクソで浮かせているようなイメージで斜め研ぎもやめて研ぎます。

ストロークは極軽、2~3cmの短い距離で刃先が砥石に当たっていることに集中してやります。砥石減りしないよう砥石奥から手前にすこしずつ後退させていきます。そうすると砥クソの刃先跡が残って縞模様になってきます。

鎬の平面度が高くなっていれば軽く手を添えているだけで砥石との密着感も感じつつ刃先から軽くつんのめって行くような印象を感じることができます。

先日の研ぎでは黒幕研ぎ終了時点では刃返りが少し小さくなったような気がしました。次回はもう少し研ぎこんで、できていた刃返りが更に小さくならないものか試してみようと考えています。理由は後の記事に関連しています。

さて、嫁はこたつ(さすがに電源はOFFですが木曽の夜はまだ肌寒いのです)でイビキかいてることだし工房へ行こうかな・・・・・・

続く

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中研ぎ 伊予砥石

KINGの赤砥石で刃幅全体に刃返りが出たら次は天然中砥石の伊予砥石で研ぎます。

伊予砥石といっても性格は色々みたいですが私の伊予砥石は結構硬く感じる砥石です。正しいかどうか解りませんが目詰まりしてくることや伊予砥石コッパを名倉的につかうことで#1000~#2000として使用できると解釈しています。私は後に黒幕グリーン#2000を使うので平面出しの際は#300のダイヤ砥石で荒めの平面仕立てて研ぎはじめます。

まずは軽く砥石上でストロークさせて前行程を終えた鉋刃鎬の平面度を感じ取ります。平面度が低いと感じたら平面出ししたKINGの工程もしくはダイヤ砥石の工程に戻ります。

問題ないと感じたら硬い伊予砥石で鎬の平面出し重視で研ぎました。次工程の黒幕#2000では略中仕上げ研ぎと思って研ぎたい為、鎬を砥石に当てるだけで安定して刃先まで自然に砥石に当たる状態にしておきたいからです。

前行程の刃返りを落とすことなくやっているので(ここで無理に刃返りを落とすと刃先がギザギザになってしまうのが嫌なのでそのままにしておきます)研ぎ上がりの判断は砥石に残る砥クソ模様と刃返りが拡大していることといったところです。

ここで更に刃返りが大きくなってしまうのでKING赤砥石工程では微小なうちに判断したいのですが今の私にはできません(;一_一)

伊予砥石は硬めなので平面崩れの心配は少なくやれます。それでも減ることは減るのでゴリゴリ押しつけたりはしません。KINGでは砥石との密着感を意識してやりましたがここでは鎬平面を意識して乱れの無いストロークを心がけてやりました。

砥石の面も少しづつ馴らされてくることや目詰まりも影響してか?鎬の傷も次第に小さくなって良い感じになってきます。これが「#1000~#2000」という所以でしょうか、私は勝手にそう解釈しています。

続く

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2009年5月 8日 (金)

昨日の研ぎ

最近上がり調子の研ぎについて書き置きしていくことにしたと昨日申し上げましたが文章にするのは大変難しいというか自分の国語力の低さ露呈しているようで恥ずかしいです。でも今日もやれるだけやってみます(*^^)v

ディナー(?)を済ませてpm7:00ころから工房へ行きました。昨日研いでおいた「紋章」寸8スェーデン鋼を試し切りするためです。

いつもなら天然砥石で最終仕上げするところですが昨日は人造仕上げ砥石「北山」#8000を研ぎ終えた時点のマイクロスコープ確認で「中々良く研げた」と思えたのでこの状態での切れ味を試したかったためです。

結果は

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良好です。仕上げ天然砥石を使わずとも良い削りができました。

「北山#8000である程度の削り」は狙っていたというか実現したい事の一つでした。

この事に関しては後に記事にするとは思いますがいくつかポイントあるうち一番は天然砥石に乗せる前の時点で刃先は綺麗に一直線でマイクロスコープでないと確認できないような刃こぼれも消えていないと天然砥石でいくら研いでも消えないと感じたことです。

このレベルの刃こぼれが消えないくらいなら実用では問題ないので別に良いのですが高価な天然砥石でしつこく研ぐことで面を崩すことを避けたいので面修正も行いやすい人造仕上げ砥石でできうる切れを実現しておきたい考えたのです。

そんな思惑も的中できたようなので昨日行った研ぎを紹介します。

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まずは昨日使った砥石です。上は裏押し専用「大突」合砥と三河白名倉。

下段は左から使用順となっております。KINGの赤砥石#1000、伊予砥石?使い方次第で#1000~#2000で使えるということです。シャプトン黒幕グリーン#2000、北山#8000。全て砥石は事前平面出しをしておきます(これはまた別に書きます)

「紋章」はそれなりに好調でしたがマイクロスコープで確認すると小さなこぼれが刃幅の両縁側で2,3ヵ所確認できていました。数日前の私なら満足できる状態ですが削り華を見ればやっぱり影響を受けていると思うし気になりました。

この時の状態を今思えば黒幕グリーンから研ぐのが適当思いますが素人は恐ろしいとはこのことでキングの赤砥石から研ぎはじめました(^^ゞ

キングの赤砥石は柔らかいのでしょう、この砥石で研ぐ時点で大きな丸刃であったり鎬の平面が乱れているようでは砥石ばかり減らしてしまう気がします。私の場合ですがもし大きく刃を修正するときや丸刃になっている刃ならダイヤなどの荒砥石で鎬を平面にしておいてからの話となります。

この赤砥石等中砥石では刃返りが出るまで研ぐとは一般的に良く聞きます。私もそのつもりで研ぎますが私がこの砥石で研ぐ時に刃返りをたたせようと刃先に集中しすぎると丸刃にさせてしまったりします。

ですから、あくまで「鎬を密着させつつ刃先重視」「角度は崩さず」「押しつけすぎない」と念じながらやっております。丸刃になっていたり砥石の平面の崩れがあれば手でしっかホールドしているつもりの鉋刃がグラついたりするので解ります。

鎬の平面度が高ければ安定しますしその状態で短く小刻みなストロークで研いでみて砥石に残る砥クソによる刃先跡が常に安定して筋模様のように残っていくようであればなかなか良い平面と刃先の直線がでていると判断できます。

平面出ししたはず砥石や鎬も完全な面は今のところできないので初め砥石に乗せた時には「何か?」を感じます。この時点でいきなり鎬の密着感と刃幅平均に砥石当たることは少ないです。

砥石の凸を感じた時はそこを鉋刃をずらしながら研いで減らします。ここで刃先の出た部分を研ぎ減らしたりもします。

刃先が直線でない場合は横研ぎや斜め研ぎなどもします。こうすることによって一直線となっていない刃先でも平均に砥石に当てながら一直線の刃先に近づけれると思っています。

但し砥石を中減りさせやすいと思うので次第にまっすぐ構えた研ぎ持って行きますが常に砥石の平面は崩れていますので研ぎながら砥石の平面を著しく狂わせないよう意識しながらやっています。

鉋刃が安定して鎬と砥石の密着感を感じることができた上で砥石に刃幅一杯の刃先跡(筋模様)が残るように研げるころには刃返りが立っています。

この状態になるまでを長時間、力強くやるようでは砥石が大きく湾曲している思うので途中で面修正するかやっぱり事前にダイヤ砥石などで鎬の平面出ししておくべきと考えております。

ここまでのキング赤砥石による中研ぎは問題点も感じていて今後の課題です。

問題点は砥石が減るのが早いので常に砥石を減らしながら研いでいるようなものに感じること。結局今の私のスキルでは大なり小なり丸刃になっている。ストレートエッジを当てるまではしないが平面出しして次の工程でつかう砥石に乗せるとそれが解る。まだ中研ぎ工程は残っているの問題ないのかもしれないが・・・・・

私自身の問題点としては僅かな刃返りが立った時点を判断できない。私が判断できる時でも見方が悪いのか解りづらいものですが早く気づいて極力大きくしないほうが良い気がしています。これは説明すると長くなりますが後の工程でこれが関連してきます。

続く

ps、

昨日記事でできた「押し棒」は裏出しデモをされてい名人のマネしてつくりました。小鉋サイズ用ですが刃幅に合わせて広いものも作る予定です。

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ただの棒より刃先側に力が集中しやすくてGood!!

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現在の私の裏押し

(はじめに、長くなるので誤字脱字多くなることをご了承下さい。鉋で遊びはじめて数か月の者が書いている覚え書き的なものです。誤りもあると思いますがご了承下さい。)

裏押しの方法は金盤もしくは砥石を使って行うことになります。

私は金盤を使ってやっていましたが削ろう会での名人裏出しデモでは裏打ちした後、まずは荒目(番手は確認し忘れました)の水もつけないダイヤモンド砥石の上で押し棒を併用しながらも押しつけはごく軽く短いストロークで荒削りしていました。「水もつけずOKか?」と聞いたらまずは「高いところだけ下ろすのが目的で軽く研ぎ下ろすだけなんで問題ない。沢山研ぎ減らすわけではないし、むしろ金盤や砥石では時間がかかりすぎるよ」と言われました。

続いて金剛砂ではなく目細かいパウダーを金盤の上で水と煉り通常の裏押ししていました。私の想像とはかけ離れた軽い圧力でのストロークで仕上げていました。

削ろう会後に研ぎをしてマイコロスコープで見るとどうも私の裏は刃先でダレているように見えたので裏押しもみなおしました。

ところが金盤平面を微妙に直し切れない部分やダイヤ砥石の筋の影響をまともに受けるような気がしたので少しやり方を替えて砥石を併用することにしました。

まずはデモのやり方を真似してダイヤ砥石で荒削り。私は#300→800の順で押し棒併用で極軽いストロークで荒削り。これは一般的にも言われている裏全面に入力するのではなく刃先側が重点的に削れるようにするためです。続いて水たっぷりでシャプトン黒幕グリーン#2000で押し棒併用でも極軽・短ストロークで丁寧に時間をかけて研ぎました。

押し棒無しも試しました。砥石に残る砥クソの残り方で良く解りますが押し棒あったほが刃先側がより砥石に当たることは間違いないようです。現在は押し棒派です(ただし強く押すためではありません)

黒幕グリーンで強く押してやるとすぐに平面がくずれると思うので軽めの押し・ストロークでやっているとダイヤ砥石の傷が完全に消えるまで行うには結構な時間がかかりました。

とりあえず一度やって裏を確認したとき、なかなかダイヤの筋が消えないと感じたのでGC#1000の粉末を僅かに水に溶かしてやってみたら早く消えたような気がします。これは一度試みただけですが次回もやってみようと思います。

この黒幕グリーンが裏押しに適しているかどうか解りませんが結構行けるようです。但し中研ぎでも活躍する砥石ですので普段使う面の裏を使うことにしています。隅に鉛筆で印をしておけば裏押し用として平面管理した面をいつでも使えます。より硬い中砥石があれば検討してみたいです何方かお勧めのものがありましたら紹介して下さい。

この中砥石を使ったやり方は現在の私の技術では金盤でやったときのような鏡面にはなりません。これはあくまで全体で見たらの話です。狂った金盤で行った方が光ってはいましたが刃先ではダレていたようです。砥石を使ってやっている今のほうがとても良い状態のようです。

肝心なのは刃先がダレていいないことと(裏の)仕上げ研ぎで軽く砥石に乗せて研ぐだけで刃先が研げること(つまり平面がでている)と思います。

想像ですがこの中砥石による裏押しを行った後に精密金盤と水のみの空とぎをすると更に良い状態になるのでは?と睨んでおります。とはいえ安いものではないので平面管理しやすい砥石による方法を追求すべきかな?検討中です。

研ぎに入る前の中砥石による裏押しはここまでですが研ぎに入って最終的に裏仕上げに使う砥石は通常の研ぎとは別に硬口の砥石を専用に用意して使えと一般的にも言われておりますし、武藤さんという名人も自信考案の研ぎ器デモで絶対に専用のものつかうようにと言われていました。

私は所有している砥石の中では一番硬いと思われる天然砥石「大突」(小型のレザー型)を裏仕上げ専用砥石として使うようにしました。

この裏仕上げ専用は平面出しのみならず黒幕グリーンとすり合わせた後に三河白名倉も使って丁寧に面馴らしもしております。硬い砥石の面が荒れていると仕上がりに直接影響すると思われます。(恥ずかしい話ですが初めはこのことに気がつかず平面出しのみで丁寧な面直しを怠ってやっていました。中砥石で裏押したにも関わらず再び刃先のダレがあらわれるので悩みました(^^ゞ仕上げの砥石は平面直しした後要注意です、硬い砥石程尚更の気がします)

う~~ん文章にするのは難しいな・・・・・・

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2009年5月 7日 (木)

現在の私の研ぎ 

帰宅後、先日上がり調子となってきた「紋章」スェーデン鋼寸8の問題点を解決すべくとりあえず表馴染みに紙を貼りつけておきました。乾燥を待って馴染みを取るつもりです。

ついでにマイクロスコープで観察しながら研ぎこむことにしました。貼った紙の乾燥を待って調整後まで試し切りできませんが逆に逸る気持ちもなく研究しながら「研ぎ」をしていました。目で見た状態では研ぐ前よりは確実に良くなったと思います。

砥石の上で刃物を前後に動かすだけで一見単純な「研ぎ」ですが真剣にやっていると日々発見や疑問が出てきます。

そんな発見や疑問をもって試行錯誤を繰り返すことで少しずつ向上はできているようです。

「研ぎ」については多くの先輩、達人たちがHPなどで紹介されていますので私もそれらを参考にやっているつもりです。ところが私のような初心者でも経験を積み重ねていくうちに発見や気付くこともあります。説明が省かれているとは思いませんが言葉で表現するのが難しい部分があったり、達人ゆえ長年の積み重ねで培った「感覚」でやっている部分は表現されていないと思われます。(私のスキルでは真似できなかったり思いすごしや間違えもあると思いますが・・・)

人それぞれのやり方もあるでしょうし道具も違います、達人の長年の経験で培った技術は文章で読んだくらいでは真似できない部分もあると思うので結局経験をつんで上達していくしか無いかもしれません。

それでも私のような初心者が気づいたことや試行錯誤が参考にできる方(主に私のようにこれから鉋の技術を向上させたい方と思いますが)もおられると思うので全てを表現しきれないかもしれませんが少しづつ書き残しておこうと思います。

もしかしたら間違っていることを書くかもしれませんがその点に気がつかれた方はご指導ご鞭撻下さい。

次記事からボチボチ書き残して行こうと思います(@^^)/~~~

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2009年5月 6日 (水)

連休最終日

連休最終日の今日は妻と1.5H程車で走って長野県塩尻市へ行ってきました。長野県では有名な松本城のある隣の市で諏訪湖からも近いです。

目的は買い物とお気に入りのラーメンを食べるためです(私にとってはこれが一番の理由)そのラーメン店へ行くのは久しぶりでしたが経営者が変わったとのことで店名もスタッフも変わっていました。少し心配でしたが味は受け継ぎつつ多少アレンジされて以前のワイルド(?)さはなくなりましたがより良くなっていました(*^_^*)やっぱ月1くらいで食べたいね。

夕方から連休最後の締めくくりとして鉋の練習です(^^ゞ

実は出発前、妻は大変準備が遅いのでヤフオクでゲットした「本貞船」寸6を研いでいました。画像はありませんがとても良い削り華が出たのでこの好調さを確認したくて改めて別の鉋を手入れすることにしました。

Eizensun8_2 今回はこれまたヤフオクでゲットした延善 寸八です。

↑の画像は出品者の削りです。しかしながら私の手元に来た時にはすでに「切れ止み」の状態だったのか私の鉋運びが悪かったのか?このような削りはとても無理でした。

その後も度々使用していました今日の状態もこのような削りにはとても程遠いものでしたので研ぎも私の鉋運びも試すには良い相棒と思いました。

研ぎについては最近色々試しています。説明するのは難しく長くなる上、確信ももてないので控えますが試行錯誤してはマイクロスコープで確認できるので良い方向に向かっているようです。

出品者の仕込みを参考にもしたかったので下端は一切触っておりませんでしたが刃を出すと耳が立つし削れば当然鉋枕が目立つので台直しもしました。

そしてチャレンジ(*^^)v

P1030165

P1030166

P1030168

写真で見ると平凡になってしまいましたが私的にはメチャクチャ嬉しい薄さになりました。

まだ薄いのを出せたのですが削ろう会のように人に削り華を排出してもらわないと無理そうです。自分でやろうとして鉋を止めたり重しをかけたりするといいところで千切れたりするので無難なところで撮影しています。

これからの課題は材平面維持と下端の微調整かな?でもこの薄さの削りですと木材の平面維持はあまり気を使わなくてもよさそうです、やっぱり下端かな?鉋刃頭のまくれにも引っかかる時もあるので削る必要があります。

P1030171

削ろう会の計測係の傍で暫く見学していましたが恐らく今日のは20は切っていると思う。

まだまだ課題はありますし他人の仕込んだ鉋とはいえこの状態ではなかったので素直に嬉しいです。今後この状態を維持できるかどうかも問題ですがもう少し上を達成して満足できたら木工に移ろう(*^_^*)

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2009年5月 4日 (月)

良くなってきた(*^_^*)

昨日は近所のお祭りでした。連休は今日を含めて残り三日となりましたが疲労が抜けずゴロゴロしてます。

起床後半ば無理やり工房に行って先日も記事にした「紋章」寸8スェーデン鋼を研ぎこみました。最近の研ぎこみで幾つか気づいたことがあったので試してみるには丁度良い相方です。

この鉋はヤフオクで3千円程でゲットした相応の程度でそのまま使えるとは思えない状態でしたが今日の研ぎこみでやっとまともな削り華が出るようになったようです。

P1030155

試してみたことも功を奏したようではあるが他の鉋でも良い結果が出なければ・・・・

それにしても安くゲットした鉋が調子良くなってくるのは新品で良い鉋が切れることより嬉しいかも???鉋の調子が上がるのとともに自信もついてきます。

まだ良くなる要素はありそうなのでもう少し薄い削りを目指してみよう。とはいえ大問題もあるんです(T_T)

P1030156

私の手元に来たときからこの状態です。

表馴染みはいじっておりませんので前所有者の使用で刃がちびてこうなったのでしょうか?刃先まで押さえ溝に密着していないようです。

刃口からみると浮いてるようには見えないし指で押した程度でグラツキ感はありませんが時々鉋を引いている最中にバタつき感を感じることもあります。

下端調整もしくは切削面が荒れてしまっているのか?原因は不明ですが恐らくコレが原因でしょう。でも直し方が解らない・・・

P1030157

刃口もかなり空いています。荒しこで横ずりなどで使おうと思っていたけどコイツで20ミクロン切りを目指したくなってきました(^^ゞ

仁村さんに台打ち依頼するか刃口を埋めるか・・・・・う~ん・・・・・薄くなったこの台はしっくりくるから捨てがたいのでとりあえず練習がてら埋木しとくか?

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2009年5月 3日 (日)

特別刃物鋼

ニュースを見ていたら「大型連休後半になりましたが~」なんて言っていましたが私どもは今日から連休です(;一_一)

昨日は帰宅後久々に「のどごし生」で晩酌して居間で寝入ってしまいましたがまたまた日付が変わるころから工房INしました。

深夜ですので機械作業は自粛してお決まりの鉋特訓です(^^ゞ

今回は常三郎の特別刃物鋼「仁王松」48mmに遊んでもらうことにしました。

「仁王松」は美しい彫金に加えて本赤樫台も大変美しく、道具というよりはコレクション的要素で購入した感もあります。とはいえ鉋ですからやっぱり使っても楽しみたいので購入後すぐに仕込みは済ませました。

最初の印象は「私の今の研ぎではいま一つ切らせることが出来ない」でした。青鋼より耐久性があるという特別刃物鋼は研ぎも多少難しくなると一般的には言われていて私も例外ではなくその通りと感じています。

それでも気に入った鉋で気持ちよく削りたいので短いけど連休になったので今夜は時間を気にせず念入りに研いでみました。

P1030145_2

念入りのつもりでしたが昨日は架線設備で略一日中木登り作業で疲労が溜まっているようで手や腰がダルイので集中できませんでした。とはいえ時間だけは普段より多少長めの時間研いだらなかなか良い感じで切れるようになりました。

中々食いつきよく引きも軽く感じるし木艶も良くなりました。はじめの印象とはかなり違う印象です。う~ん特殊鋼も良いな!!

P1030146

硬いナラも快適に削れます(*^_^*)

常三郎の鉋は色々な鋼で安価なものから超高級品まで豊富に揃えているけど安価なものでも品質高いのは凄いと思います。

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